とんかつ屋ポンチ軒。ミシュランガイドにも掲載。

2020年02月11日

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とんかつ屋ポンチ軒。ミシュランガイドにも掲載。
とんかつ屋ポンチ軒。ミシュランガイドにも掲載。

私、実はとんかつ好きでして、会社でも友人の間でも有名なんですが、とんかつ好きなんですね。
で、会社の人に食事に誘われて、東京は小川町駅近くにあるポンチ軒に行ってきました。
ポンチ軒は2012年に洋食のシェフが開いたお店です。

ポンチ軒の外観はこんな感じ

最初はなんてふざけた名前なんだろう、とんかつ屋さんでしょ?と思ったんですよ。
ほんとすみません。
いやいや、だって、とんかつ屋なのにポンチって・・・でもすごいお店なんです。

ポンチ軒がミシュランガイドに選出

なんと、2015年から5年連続ミシュランガイド ビブグルマンに選出されているんだそうです!
ミシュランガイドって、あのミシュランガイドです。

あの、ミシュランですよ!

ビブグルマンってなんだ?

とは言っても、ミシュランすごい!くらいしか分からない私。
ビブグルマンってなんだ?となるわけです。

まず、グルメ情報のガイドブックとして知られているのがミシュランガイドです。
そのミシュランガイドに導入されている評価指数は星3つ、2つ、1つとなっており、その評価から外れるものの、安くてお勧めできるお店に与えられる称号がビブグルマンです。

ちなみにミシュランガイドの評価はご存知のように星の数で格付けされています。
その位置づけは以下の通り。

  • 三つ星:そのお店に行くために旅行する価値がある卓越した料理
  • 二つ星:遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
  • 一つ星:そのカテゴリーで特に美味しい料理

これに対してビブグルマンは次のような案内がされています。

  • 5,000円以下(サービス料、席料含む)で食事ができる、お勧めレストラン
みなさん、世の中では5,000円以下の食事は安いうちに入るらしいですよ~
むぎ
むぎ

次から次へとお客さんが・・・

実はミシュランガイドに掲載されているなんて知らずにこのお店をチョイスしたわけなんですが、その口コミでも並ぶようなことが書かれてありました。

予約もできるお店ですが、仕事を17時に終えて行くからまぁいっかーという感じでお店に行ったわけですが、思いのほか人はいませんでした。
お店の開店はディナーは17時30分から。
ちょっとくらい並ぼうということで、10分ほど外で突っ立っていましたら、店員さんが早めに店内に案内して下さいました。
この時点で並んでいたのは私と同僚だけ。

席は19時半までのご案内ですと言われたので、おそらく予約が入っていたのでしょう。
気になる方は是非予約してから来店していただくといいと思います。

一番乗りで席に着いたと思ったら、すぐにほかのお客さんが入ってきて、あっという間に満席。
しかも外国人の方もいらしていたので、ミシュランガイド見て来たんでしょうね。

とんかつと言えばロース!

あくまで個人的な感想ですが、とんかつと言えばロースなんです!
メニューの一番上にくるのも、ヒレカツではなくロースです!
ということで、ロース豚かつ定食の上を注文。
お値段、1,640円と今までのとんかつ屋さんに比べてリーズナブル!

外に貼りだされているメニュー表。

とんかつ屋と言いましたが、実は豚しゃぶのお店でもあります。
豚しゃぶは予約しないとたべられないんだそう。

とんかつ屋ポンチ軒。ミシュランガイドにも掲載。
ポンチ軒のロース豚かつ定食 上

運ばれてきたロース豚かつ定食 上はこちら!
ちょっと写真が下手なんですけど、ごはん、お味噌汁、香の物とキャベツ、とんかつと至ってシンプル。

こんなにあっさりしたロース初めて!

そろそろあっさりしたお肉でないと、胃がもたれてしまう年ごろなんですが、ポンチ軒のロース豚かつはとてもあっさりしています。
もちろんロース特有の脂のうま味はあります。
でも脂っぽすぎることがなく、あっさりとしているんです!
お肉も脂が多めだと柔らかい印象がありますが、脂少な目なのに柔らかくジューシー!
もう、こんなの初めて!

ポンチ軒の素材への5つのこだわり

とんかつは、素材同士のバランスが重要。
揚げた時に美味しさが完成するよう、肉選びやパン粉、油の配合に至るまで、バランスを吟味しているそう。

肉のこだわり

豚肉は素直な肉質のメキシカンポークと旨みの強い沖縄県産の豚の2種類。
牛肉は赤みが美味しいものを選んでいるそうです。

パン粉のこだわり

粗めのパン粉は糖分と塩分を少なめにした特注品。
パン粉は糖分が多いと黒くなりやすいらしく、ポンチ軒ではじっくりと火を入れていくので糖分は少なめ。
塩分も少ないほうが肉の味がストレートに出るそう。

揚げ油のこだわり

揚げ油も“適材適所”で使い分け。
とんかつには6:4でブレンドしたコーン油とゴマ油を使用。
ラードで揚げるよりもカラッと軽めに揚がるのが特徴です。
逆に、ビーフカツにはラードを使用し、衣にコクをプラスしています。

手切りにこだわる

素材の味を活かすため、肉は手切りにこだわっています。
肉の断面は凸凹しているほうが、味が浸透しやすくお口に入れた時に味の広がりが違うんだとか。

調味料にもこだわり

ソースはとんかつソースと太陽ソースの2種類。
塩はミネラルたっぷりのゲラント塩がテーブルに置かれています。
精製されていないので旨みと甘みが強く、素材の味を引き立ててくれます。
オリジナルのゆずペッパーソースは、タバスコのように使って味のアクセントに。

私はとんかつを塩とからしで食べると決めているので、このゲラント塩が置かれていたのは感激しました。

広いお店ではない

これだけのこだわり、安さ、お勧め度があれば、一度は行ってみたいお店の候補になってくると思います。
しかしお店は広くありません。
カウンター席とテーブル席の間は狭く、配膳の際にも人に触れてしまうほどです。
そのため、大人数で来店したい場合などは予約しないとなかなか入れないと思います。
私がお店を出るときも数名並んでいましたし、入り口には
「ただ今満席です」
の札がかけられていました。
待たずに大人数でわいわい楽しみたいなら、是非予約をお勧めします。

思わぬところでミシュランガイド初体験となったわけですが、裏通りにあるためか、大行列もできません。
是非、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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