シェラトン・プリンセス・カイウラニ 宿泊レポート

2020年02月08日

スポンサードリンク

シェラトンプリンセスカイウラニ

初めてのハワイ、ロケーション抜群なシェラトン・プリンセス・カイウラニに宿泊してきました!

シェラトン・プリンセス・カイウラニ
(Sheraton Princess Kaiulani)

JGC修行僧になる前から、ちょくちょく旅行に行っていましたが、実はハワイに行くのは初めてのむぎはる。
そんな初めてのハワイで選んだホテルがシェラトン・プリンセス・カイウラニでした。

シェラトンと言えば「ああーあのシェラトンね、高いんじゃない?」と思う人も多いと思いますが、シェラトン・プリンセス・カイウラニは、皆さんが知っているあのシェラトンとはちょっと違います。
ちなみに、現地の人たちは揃って『カイウラニ』と呼んでいました。

はる
名前覚えられなくて「シェラトン・プリンセス」って言ってたら「カイウラニですね」って言われちゃった
むぎ
ちなみにみんなが想像するシェラトンは「シェラトン・ワイキキ」の方

なぜシェラトン・プリンセス・カイウラニを選んだかというと、単純にシェラトン・ワイキキより安かったから。

せっかくのリゾート地ですから、それなりにいいホテルに宿泊したいじゃないですか。
だからと言ってヒルトンとかハイアットリージェンシーとか、5つ星ホテルはものすごく高い!
だったら同じ5つ星に名を連ねるシェラトンと似た名前のシェラトン・プリンセス・カイウラニならちょっと安心じゃない?ということで、4つ星のカイウラニ(略)にしたわけです。

さらに言うと、ワイキキの中心地、カラカウア通り沿いにあるため、ビーチに行くにもショッピングを楽しむのも理想的なロケーションだというのも選んだポイントです。

ちなみに、シェラトン・プリンセス・カイウラニは、100年以上前にハワイの人々から愛された王女「プリンセス・カイウラニ」が住んでいたかつてのハワイ王室の領地、ワイキキ中心アイナハウに建つ長い伝統を誇るホテルです。

それ聞いたら「シェラトン・プリンセス」では通じないわけですよね。

シェラトン・プリンセス・カイウラニの雰囲気

そんなシェラトン・プリンセス・カイウラニは1,152室の客室がある大型ホテル。
以前沖縄で宿泊したオキナワグランメールリゾートもかなり大きいと思いましたが、それでも総客室数300室ですから、シェラトン・プリンセス・カイウラニはかなり大型であると言えますね。

シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルのロビー

ロビーもむっちゃ広い!
客室も含め、快適性を重視したデザインと落ち着いた雰囲気のインテリアで統一されたホテルです。

ホテル敷地への入り口は二か所あり、正面玄関と、プール側からの入り口があります。

シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルの正面玄関
シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルのプール側の入り口

レセプションの目の前にはドア一つなくプールサイドへつながっていて、非常に解放感もあります。

プールサイドへ通じるロビー前のピカケ・テラス

18:00~22:30の間はピカケ・テラスで、20:30~22:30の間はスプラッシュ・バーでハワイアンミュージックの生演奏を楽しむことができます。

夕方の涼しくなってくる時間帯に、心地よいウクレレの音色が本当に癒されます。

夜のプールも絵になる美しさ

こんな雰囲気でハワイアンミュージックの生演奏が聞けるんです。

また、シェラトン・プリンセス・カイウラニは、日本語対応スタッフ、トラベル・サービスデスクもあるため、英語が苦手な方でも安心して宿泊することができます。

シェラトン・プリンセス・カイウラニの気になる室内は?

シェラトン・プリンセス・カイウラニは9種類の部屋があります。

部屋の種類
  1. シティーサイド
  2. シティービュー
  3. タワーシティービュー
  4. プリンセス・プールビュー
  5. タワー・パーシャル・オーシャンビュー
  6. タワー・スカイライン・パーシャル・オーシャンビュー
  7. タワー・オーシャンビュー
  8. プリンセス・オーシャンビュー
  9. タワー・プレミア・オーシャンビュー

ワイキキビーチまで近いこともあるので、あまり景観にはこだわらず、一番リーズナブルなシティーサイドにしました。

むぎ
むぎは高所恐怖症…

シティーサイドからの景色

部屋からの景色はこちら

いやー、もう高い!!

ちょっとは海が見えます

ホテルの合間を縫ってちらっと見えるビーチ。

ビーチも見えます
むぎ
カメラであんまり寄ると覗き魔みたいだからやめようよ

シティーサイドの室内

荷物はホテルのポーターが届けてくれてました

入り口入って右手に大き目のクローゼット、左手には水回りと姿見があります。

大き目のクローゼット

クローゼットの中にはやたらとハンガーがありました。
水着も洗って干せちゃいます。(もちろん手洗い)

クローゼットには消耗品の在庫

こっちはクローゼットの手奥側。
なんでかトイレットペーパーとティッシュの在庫がありました。

はる
この懐中電灯が老舗感漂ってるよね
セーフティボックスと冷蔵庫

クローゼットの中にはセーフティボックスと冷蔵庫もあります。
飲み物は入っていない空の冷蔵庫です。

こだわりのシェラトン・スイート・スイーパーベッド

キングサイズのベッド

このキングサイズのベッドは、シェラトン・スイート・スイーパーベッドと言って、シェラトン・ブランドのホテル向けに約7,500万ドル(日本円にして約80億円)を投じて開発されたベッドなんだそう。

体型や体重を問わず、背骨を正しくサポートしゆりかごのような包み込む快適さが特徴なんだとか。
ゆりかごで寝たことあるか分からないし、その記憶もないので比較はできませんが、かなり柔らかめのベッドで起き上がるのがしんどくなります。

はる
はるはぐっすり眠れたよ
ナイトテーブルも両サイドにあります

両サイドのナイトテーブルには照明もあるので結構便利。

謎の扉

謎の扉もありますが、この扉はドアノブを取り外されていて鍵もかかっているので開けることはできません。
が、隣の客室の声がここから漏れてきます。
結構気になる音量です。

ナイトテーブルにはコンセントも。

片方のナイトテーブルにはUSBポートやマルチプラグ電源もあります。

マルチプラグ電源があるのは結構嬉しい

シェラトン・プリンセス・カイウラニのアメニティ

用意されているアメニティ
  1. ミネラルウォーター
  2. コナ・コーヒー(レギュラー・ディカフェ)
  3. 紅茶、緑茶
  4. シャンプー、コンディショナー、バスソープ
  5. 洗顔用ソープ
  6. ハンド&ボディーローション
  7. タオル各種

アメニティは結構少ないですが、飲み物系に力を入れている模様。
4つ星ホテルなのにヘアブラシも歯ブラシもスリッパも常備されていません。

充実の飲み物

ハワイは乾燥しているので、過ごしやすい反面、どうにも飲み物が欲しくなります。
だからなのか、無料のミネラルウォーターやコーヒーなどの飲み物が充実しています。

充実の飲み物

冷蔵庫にこそ飲み物は入っていませんが、コーヒーメーカーで入れるコナ・コーヒーは女性も嬉しいディカフェもあります。
紙コップも熱くても持てるようになっているので安心。

結構立派なコナ・コーヒー

コーヒーが苦手な人にも紅茶や緑茶が用意されていますが、二人で行っても何故か1種類ずつだったり謎の数量が常備されています。

紅茶と緑茶は1種類ずつ、合計3袋

シャンプーなどは小さいボトルで1つずつ

飲み物が充実している一方で、そのほかのアメニティは貧相な印象でした。

シャンプー、コンディショナー、ローション、洗顔用ソープ
お風呂の足ふきマットの上にバスソープ

チェックイン後にもらえるアメニティもある

部屋に常備されてはいませんが、チェックイン後であればレセプションで貰えるアメニティがあります。
が、あくまでこちらから欲しいことを言わない限りもらえません。

レセプションで申し出るともらえるアメニティ

歯ブラシセット、口腔洗浄液、スリッパ、ソーイングセットが希望者のみもらえます。
ソーイングセットは必要ないので、歯ブラシセット、口腔洗浄液、スリッパをもらいました。
スリッパなしでホテルで過ごすのは結構辛いので、忘れずに申し出ましょう!

むぎ
歯ブラシセットとスリッパは常備しておいてくれていいのに…

海外あるあるなのか、ナイトウェアは当然のようにないので、マッパ寝です。

シェラトン・プリンセス・カイウラニの水回り

海外のホテルで特に気になるのは水回り。
シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルの水回りは一般的なホテルよりちょっと古いという印象。

古いなりに修繕している水回り
コンセントもありますが、古いホテルなので変圧器をかませたいところ

トイレもウォシュレットではありません。

流すのはトイレのタンクの上のボタン
トイレの上にあるこの吸排気口からも声が漏れてきます

これも海外あるあるですがお風呂の水圧は低め。
前に宿泊した人がビーチから砂まみれで帰ったのか、バスタブは砂まみれで、壁には長い髪も付いていました。
きちんと掃除されてる印象はありません。
実は部屋の中にもごみが落ちていて、帰国するその日まで掃除されることはありませんでした。

シェラトン・プリンセス・カイウラニのリゾートフィー

ハワイのホテルでは常識とも言えるのが「リゾートフィー」。
ではその「リゾートフィー」とはなんなのか?ということなんですが、これは施設使用料のことです。
宿泊費とは別で請求されるものです。
ホテルによって呼び方や料金は異なりますが、チェックインの際にルームキーと一緒にリゾートフィーに含まれるサービスリストをもらえます。

シェラトン・プリンセス・カイウラニでは、1室1泊ごとにリゾートフィーをチェックアウトの際に加算されます。
今回はツアーで予約したため、既に支払い済み。

リゾートフィーに含まれるサービス
  1. 客室内、ホテル公共エリア内でのWi-Fiの利用
  2. オアフ島内でのWi-Fi接続が可能なPocket Wi-Fiのレンタルが無料
  3. GoProカメラ(防水カメラ)の1日レンタル無料
  4. 国内および国際電話無料(無制限)
  5. ボトルウォーター(1室につき500mlのボトル1日2本)
  6. ワイキキビーチ内の指定エリアにて毎日フルーツとお水のサービス
  7. 各種割引

客室内、ホテル公共エリア内でのWi-Fiの利用

これはまぁ、一般的なサービスと言えると思いますが、ホテル内のWi-Fiが無料で利用できます。
ホテル内に限らず、ハワイは至る所で無料のWi-Fiが飛んでます。

オアフ島内でのWi-Fi接続が可能なPocket Wi-Fiのレンタルが無料

Pocket Wi-Fiのレンタルが無料というのは非常に嬉しい。
最近はガイドブックも電子書籍になっているので、安定してネット環境が供給されるのはありがたいことです。
1室1滞在につき1台、ホテル滞在中は無料で利用ができ、データ通信料に制限もありません。
ただし、多すぎる場合に制限がかかることがあるらしいですが、どの程度で制限がかかるのかは不明。

台数に限りがあるため、チェックインしたらすぐにレンタルに行きましょう。
ちなみに、レンタルはレセプションとは別に設けられたカウンターで17:00までの受付です。
それ以降はスタッフがいなくなります。

GoProカメラ(防水カメラ)の1日レンタル無料

GoProカメラとは、簡単に言うと防水カメラです。
ハワイと言えばビーチやダイビング。
そう、水に濡れる事があるわけですが、防水カメラを所有している人はあまり多くないと思うので、このレンタルは非常にありがたい。

ただし、台数に限りがあるので早めにレンタルに行く必要があります。
レンタル場所はPocket Wi-Fiと同じ1階ロビー内のカウンターです。
夕方から次の日の夕方まで借りようと思っても、前にレンタルしている人が返却してないと借りられません。
しかも、17時を過ぎると返却できないため、その場合は翌日の返却時に追加料金を徴収されます。

記憶媒体はmicroSDカード。
これは実際に用意しておかないと、割高なカードを買う事になるので、是非準備していくことをお勧めします。
メモリーカードはレンタルしていません。
レンタルカウンターで購入することはできますが、高いです。

GoProカメラ、動画も撮れるのでお勧めです。

国内および国際電話無料(無制限)

国際電話無料ってすごいですよね、しかも無制限。

ボトルウォーター(1室につき500mlのボトル1日2本)

アメニティの一つと思っていましたが、リゾートフィーのサービスだったんですね。
まぁ、リゾートフィーを支払わないと宿泊できないので、結果としてアメニティということになるとは思いますが、毎日500mlの水が2本ずつ増えます。

ワイキキビーチ内の指定エリアにて毎日フルーツとお水のサービス

ワイキキビーチ内デューク・カハナモク像前の指定エリアで毎日10:00~14:00の間に、フルーツとお水のサービスを行っています。
ホテル内プール付近にあるサービスデスクでビーチチェアとタオルを無料で貸し出してくれるので、必ずビーチに持っていきましょう。

各種割引

かなりざっくりですが、クーポンをもらえたり、いろんな施設で割引を受けられたりします。
ホテル内のレストラン「ピカケ・テラス」で朝食ビュッフェを有料で利用の大人1名に付き、12歳以下のお子様1名分の食事が無料になったりします。

また、チェックイン時にお子様にはスモールギフトがプレゼントされたり、カルチャー・アクティビティもあるので、家族連れにも楽しめるサービスがあります。

はる
フラダンスとか、ウクレレとか、レイを作ったりとかあるよ

シェラトン・プリンセス・カイウラニのまとめ

シェラトン・プリンセス・カイウラニは4つ星の割に、欲しいアメニティが常備されていない印象でした。
部屋にもよるかもしれませんが、他の部屋の音漏れも割とあるため、ホテルの部屋でゆったり過ごしたい人にはお勧めしません。

しかし、ホテルではなくハワイを満喫したい人には大変お勧めできるホテルです。
やはり一番の魅力は立地!
これは旅行代理店の方も行っていましたが、立地は抜群です。
ワイキキビーチも免税店も、そのほかのショッピング、グルメを楽しむのにもってこいの中心地。
ホテルの価格も立地の割にリーズナブルです。(けっして安いわけではありませんが)

ハワイまで来てアクティビティや買い物に行かない人はいないと思うので、基本的にはお勧めです。
雰囲気自体はかなりいいホテル、夜も素敵に見えるホテルなので初めてのハワイ旅行にはピッタリかもしれません。

夜のシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル