コロナ対策!手の消毒液の作り方

2021年06月07日

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一時期新型コロナウィルスの影響でで、手ピカジェルなどの消毒液がかなり手に入りにくくなってしまいました。
最近はちょいちょい見かけるようになり、第二波が来てまたなくなっても困るので、アルコール消毒液の作り方をご紹介します!

手の消毒液

新型コロナウイルスの影響で、手ピカジェルを含むアルコール消毒液が手に入りにくくなってしまったのは記憶に新しい話。
病院やスーパーにあるアルコール消毒液をめぐる事件も多くありました。

スーパー等に設置してある消毒液を持って帰ろうとしちゃう人達も現れるようで、鎖でつながれてる消毒液のボトルを見ると、悲しい気持ちになってしまいます。

インターネットで販売されていても、価格が驚くほど高騰していて、手を出せなかったのは記憶に新しいはず。

夏に入って、消毒液も徐々に流通し始めましたが、現在おそらく第二波。
秋・冬に向けて再び流行が懸念されるため、手に入る今のうちにアルコール除菌薬の作り方を覚えておきましょう!

そんな手指の消毒液は、『無水エタノール』で作ることができます!

無水エタノール
無水エタノール
むぎ
むぎ
理科の実験で使いそうな見た目だね
はる(哀)
はる
どうやって使ったらいいのか戸惑っちゃうね

『無水エタノール』はドラッグストアなどで販売しています。(1500円前後で売ってました)
インターネットでも販売していますが、驚くほど価格が高騰しているので、ドラッグストアで探すことをお勧めします。




無水エタノールとは?

無水エタノールとは、一般に『エチルアルコール』と呼ばれるアルコールの一種です。
その名の通り『無水』(水なし)なので、水拭きできない電化製品などの洗浄に使われています。

無水エタノールは99.5%の高濃度なため、すぐ気化してしまいます。
そのため、原液のまま使っても殺菌効果はありません。
また刺激も強い為、皮膚につけることはできません。

ですが、70~80%に薄めることで消毒用エタノールとなり、アルコール消毒液として使うことができるようになります。

手指用アルコール消毒液の作り方

まずは材料からご紹介。

アルコール消毒液の材料
  1. 無水エタノール
  2. 精製水または水

メーカーが推奨しているのは精製水ですが、現在は精製水も品薄な模様。
代わりに水道水やミネラルウォーターで代用してもOKです!

ただ、ミネラルなどの不純物が混ざっているので、精製水より消費期限は短くなってしまうそう。
少しずつ作って早めに使い切るうようにするといいでしょう。

アルコール消毒液 約100ml作る場合

分量は以下の通り。

100ml作る場合の分量
  1. 無水エタノール 80mlく
  2. 精製水(または水道水) 約20ml

無水エタノールと水の割合はおおよそ 4:1
これを混ぜるだけ!

北里大学の研究グループの発表で、エタノール濃度50%以上であれば新型コロナウイルスが不活化(死滅)するので、50%以上になるよう調整してもいいと思います。

消毒液を作る上での注意点その1

分量通りにつくると、本来100mlできるはずですが、無水エタノールは水と混ざると収縮してしまい、体積が少し減ってしまいます。
そのため無水エタノール80mlに水20mlを加えても100mlにはなりません。
作り方としては80mlの無水エタノールに、全体量が100mlになるよう水をいれて調整するといい感じの濃度になるようです。(75~79%くらい)

消毒液を作る上での注意点その2

手作りの消毒液を入れる容器に注意が必要です。
100円均一などで売っている容器の多くは『PET』と書かれた素材です。

『PET』とは、ポリエチレンテレフタラートと言って、アルコールに弱い素材です。
女性で知ってる方もいらっしゃると思いますが、除光液で溶けたりしちゃうやつです。
比較的高濃度のアルコール消毒液なので、残念ながら不向きと言えるでしょう。

そのため『高濃度のエタノール(アルコール)対応』の商品を使用します。

アルコールに耐久できる材質は、主にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)などがあります。

しかし「PE・PP」とあっても、注意事項に『水以外は使えない。アルコール不可』と書いてあったり、「アルコール可でも、高濃度はNG」の商品もあったりします。

消毒液を入れてもいいか見分ける時は、材質だけでなく「注意事項」もチェックした方がよさそうです。

100円均一ではアルコール消毒用の容器も売っていますので、探してみて下さい。




アルコール消毒液を入れる容器

アルコール消毒液を入れる容器が見つけられない場合は、ガラス容器にいれることをお勧めします。
蓋はステンレスがお勧め。

持ち運びに便利なものとしては、『香水アトマイザー』が便利です。
100円均一にもありますし、無印良品、そのほかの雑貨屋さんでも置いています。
小さいものだと5ml、大きいものだと30mlなど。

小さいものだと口が狭いので専用のスポイトなどを使って入れましょう。
出先で消毒できるので重宝しますよね。

はる
はる
商品の注意書きをしっかり読んで納得した上で使ってね

アルコール消毒液の作り方 まとめ

いかがでしたでしょうか?
無水エタノールは高濃度のアルコール液です。
簡単に消毒液を作れますが、使い方を誤ると大変危険です。
注意事項を必ず確認して、正しく安全に扱いましょう。

容器の種類も高濃度のアルコールに対応したものを選びましょう。

一日も早くこれまでの生活に戻れるよう、あるもので対策していきましょう!

コロナ対策に効果が期待できる市販品が判明!

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