MIGRANTスーツケース。トリコロールのレビュー
MIGRANTのスーツケース、トリコロールを購入しました。
JGC修行をする上で回数修行をせずにFOPを貯めると決めたその時から、海外行きは必須と思っていたので。
購入検討に至ったきっかけ
今回はキオッチョラのパスポートケースの時と違って半年以上悩みました。
もともとスーツケースは持っていたんですが、10年以上使っていたことと、キャスターが壊れてしまったために購入を検討しました。
キャスターって、地味に修理するの高いんですよね。
靴の修理などを請け負ってくれるお店で修理を出せるんですが、メーカーに送るため時間も送料もかかります。
2週間~3週間ほどで4輪あるうちの2輪の修理で8000円とか・・・。
下手したら新しいスーツケースを買えちゃうわけです。
買い替えるなら、今までのより少しでもいいものにしたい!
ということで、今まで使っていたスーツケースはこんな感じ。
- ハードボディ(地味な見た目、車のシートベルトみたいな色)
- フレームタイプ(重たいけどセキュリティ面で安心)
- 4輪キャスター(操作性がよい)
- 鍵は3箇所2種類(セキュリティ面で安心)
- TSAロックなし(10年以上使ってるので当時そんな機能なかった)
ちなみにブランドとか気にして買っていなかったので、どこのなのか覚えてないので、同じメーカーで買えないっていう悲劇。
地味でちょっと重たいけどあまり不便もしていなかったので、修理しようかかなり悩みました。
そしてスーツケースを探すにしても、最近は軽量化のためにファスナータイプが多いし、ネット上に転がってるお勧めなんかはものすごく値段が高かったり、オシャレさん向けの奇抜なデザインだったり・・・
スーツケース、トリコロール購入の8つのポイント
それでは今回購入したMIGRANTのスーツケース、購入の決め手となったポイントをご紹介します。
- 日乃本製 グリスパックキャスター(もちろん4輪)
- フレームタイプ
- TSAロック付き
- フリーアジャストキャリーバー
- 充実の付属品、収納
- 無料受託手荷物対応サイズ
- 目立つ(カラーバリエーション)
- お値段が懐にやさしい!
ポイント1:日乃本製 グリスパックキャスター
今回はキャスターが壊れてしまったということで、スーツケースはやっぱりキャスターが命だと痛感したわけです。
どんなに収納に優れていて、どんなにデザイン性が良くても、旅先でキャスターが壊れてしまったり、キャスターの動きが悪かったりしたら、ただの重たい荷物です。
なので、まずキャスターについて調べました。
グリスパックキャスターとは、車軸にグリスパックが装着されていて、走行中にグリス(潤滑油)が少しずつ車輪溶け出して、キャスター回転時の摩擦を軽減してくれるキャスターのことです。
荷物が増えて重たくなれば、走行性が鈍くなることもありますが、このキャスターであればスムーズで静かな走行性、そしてキャスターの耐久性もアップします。
要するに、静かで走行性に優れていて壊れにくいキャスターなのです!
このグリスパックキャスターは品質に定評がある老舗日本メーカー「日乃本錠前社製」のブランド商品。
このキャスターを採用しているスーツケースならば、キャスター部分については全く問題はないと考えていいでしょう。
車輪は360度回転する上、4輪(直径約40mm)搭載されているので、スーツケースを斜めに傾けずに、軽く押して走行が可能です。
ポイント2:フレームタイプ
開閉部分は頑丈なフレームタイプ。
このフレームがスーツケース本体を囲んでいるので、耐久性がアップするだけでなく、開閉もしやすいです。
ファスナータイプに比べ、フレームタイプはかなり重たくなります。
軽さを重視するなら、当然ファスナータイプがお勧め。
ですが、ファスナータイプだとそこからナイフで切られて開けられてしまうこともあるので、セキュリティ面を考慮してフレームタイプにしました。
今の主流はファスナータイプみたいで、探すのちょっと苦労しました。
ポイント3:TSAロック付き
今まで使っていたスーツケースには付いていなかった機能です。
アメリカ方面(ハワイ・グアム・サイパンなど)の空港で荷物を預ける際には、開錠した状態で荷物を預けなくてはいけません。
しかしTSAロックなら鍵をかけたままの状態で荷物を預けても大丈夫!
TSA職員が特殊ツールで開錠し、検査後に施錠して戻してくれるので安心して荷物を預けることができます。
昔アメリカに渡航した際は開錠の必要もなかったんですが、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件以降、保安検査がかなり強化されたため、電磁的な検査に不審な結果が無くても、ランダムに開封検査の対象となるようになりました。
尚、TSAロックではない鍵で施錠された荷物については、鍵を破壊する事を認められていて、破壊されたり内容物の盗難があっても損害補償は一切ありません。
ポイント4:フリーアジャストキャリーバー
操作が簡単なボタンプッシュ式のキャリーバーハンドル。
以前使っていたものは二段階の高さでしたが、トリコロールは止めたい位置でキャリーバーの高さを止められます。
フリーアジャスト機能なので、小柄な方から長身の方まで、好みの高さに調整して利用することができます。
ポイント5:充実の付属品、収納
付属品紹介
ポーチ
小物類を入れるのに便利なポーチ。
上部から中身も確認できます。
ネームシール
スーツケースに名前を貼るもよし!
透明ポーチ
国際線では液体物を客室に持ち込む際、ジッパー付きの透明な袋に入れなくてはいけません。(1リットル以下)
その規格に対応したポーチです。
これは何気に嬉しい。
シリンダーキー
TSAロックのシリンダーキーです。
紛失や2人で使う時に安心、シリンダーキーが2本付属しています。
ハンガー
ビジネスや冠婚葬祭の時の衣類はたたんで入れると型崩れが心配。
そんな時にハンガーがあるのは重宝します。
収納袋
スーツケースを使わないときに、傷やほこりからケースを守れるよう、専用の収納袋がついています。
収納
間仕切りポケットが全部で4つ。
そのほか、荷崩れ防止のベルトが両側についています。
内側にはファスナーがありますが、修理の際に開閉するものなので、収納には使えません。
商品によってはスライダー(つまみ)がついているものもあるそうですが、この商品にはついていませんが不良品ではありません。
ポイント6:無料受託手荷物対応サイズ
トリコロールは大きさが2種類。
49L(約3~5泊)と83L(約7泊~長期)とがあります。
大きいサイズであっても航空会社に無料で預けられる大きさとなっています。
※サイズ規定は航空会社や利用する搭乗クラスによって異なりますので、事前にご確認下さい。
外寸サイズ | H58×W40×D24 | H68×W47×D29 |
総外寸サイズ (キャスター・取っ手含む) | H64×W44×D26 | H76×W51×D30 |
3辺の合計 | 134cm | 157cm |
重量 | 4.7kg | 5.62kg |
容量 | 49L | 83L |
旅行目安 | 約3~5泊 | 約7泊~長期 |
ポイント7:目立つ(カラーバリエーション)
特別奇抜なデザインではありませんが、空港などでも見つけやすいデザインです。
デザインは全部で3種類。
私の購入した「レッド/ネイビー」はホワイトをベースにレッドとネイビーのラインが入ったフランス国旗のようなデザイン。
「ブラウン/マゼンタ」はホワイトをベースにブラウン、濃いめのピンク(マゼンタ)のライン。
実はこのカラーも気になってはいたのですが、既に廃盤カラーだそうで、Lサイズの83Lしか扱いがありませんでした。
「ピンク/マゼンタ」はピンクをベースにグレーとマゼンタのライン。
とにかくピンクが好きな方や見つけやすくしたい方にはお勧めのカラーです。
ポイント8:お値段が懐にやさしい!
私が購入したのはMサイズの49L(約3~5泊)です。
お値段は通常19980円(税込み)ですが、楽天市場で1万円未満で購入できました。
しかも送料無料でポイントもたっぷり!
ちなみにLサイズの83L(約7泊~長期)の場合はこちら。
ブラウン/マゼンタはLサイズしかなく、Mサイズは既に廃盤だそう。
スーツケース、トリコロールのまとめ
トリコロールを買ってみての感想です。
安心の日本製キャスターであることと、TSAロック、派手過ぎないけど目立つおしゃれなデザイン、そしてなんといってもお求めやすい価格ですが魅力。
サイズもMとLがあるのも魅力ですよね。
TSAロックはあってもファスナータイプだったり、軽くてもフレームタイプだけ廃盤だったり、サイズが大きすぎたり(5泊くらいのを探してたので)、お値段が高すぎたり・・・
そんな中、このトリコロールは私の希望のバランスがうまく取れた商品だと思い、見つけてから数日検討して購入しました。
しかも1年保証付き!
あまりにお値段が張るものだと、空港で雑な扱いを受けた際のショックも大きいため、このくらいの値段だと非常にありがたいです。
こんなスーツケース、いかがでしょうか?
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